理事長挨拶

「外は広い、内は深い」  鈴木大拙先生の言葉です。

日本人の豊かな精神性を禅から紐解き、世界に発信された日本発の世界教師と言われています。「外」はそのまま社会と置き換えられ、「内」はひとり一人のこころ(精神)のことと私は理解しています。私たちは、個人の成長や仕事での成功、良好な人間関係、自身の悩みの解決などに、勉強はもちろんですが、他人に相談したり研修を受けたりします。
 複雑化した現代社会における人間関係は「外」だけではなく、「内」も大きく影響しています。
研修のシーンにおいては、「テクニックや知識」を「外」、「姿勢やこころのあり方」を「内」として捉えることができます。

私たちはこの「外」 と 「内」 の整合性を基底に、日本人の感性に合い、且つ有効的なプログラムの開発・提供を目的に活動しており、このことにより日本の将来や世界で活躍できる人材の育成支援に貢献できるものと確信しております。

当機構に対する暖かいご理解とご指導を賜りますようお願い申し上げます。

しばしば、多くの人から聞かれます。
個人からは、もっと素晴らしくなれる研修や情報はないか?
企業の方からは、役に立つ実践的な研修はないか?

これから生きていく私たちや組織にとって必要とされている研修や情報のコンテンツは、普遍性の高いものと、常にブラッシュアップを必要としているものとに分けて考えられます。さらに新たなコンテンツも必要です。
日本研修政策科学研究機構は、時代に即した「人材育成プログラム」および「研修会活動」の調査・研究・開発を通じて社会に貢献してまいります。

 内閣府認証 NPO法人 日本研修政策科学研究機構  理事長  前田英三郎

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